咲くやこの花法律事務所では、入所後およそ1年間にわたって、週1回の頻度で新人弁護士の研修を継続して行っています。
事務所が指定した書籍や代表弁護士が執筆した「咲くや企業法務.NET」のオリジナル記事を課題として読んでいただき、それについて週1回、代表弁護士や先輩弁護士が解説し、また質問を受ける場を作っています。
この研修を通じて、書籍を一人で読むだけでは学ぶことができない、事件処理や相談対応のノウハウや対応力の基礎を効率的に身に着けることができます。
事務所では全弁護士が参加するスキルアップ勉強会を毎週1回継続して行っています。労務分野や知財分野について弁護士が課題図書を精読したうえで、輪番制でレジュメを作って発表し、それについて弁護士間で自由な議論をすることで、自分で勉強するだけでは到達できない理解を得ることができます。
代表弁護士が全ての弁護士と月1回の面談を行い、担当している事件の処理や業務について困っていることなどを代表弁護士に直接相談できる機会を設けています。また、代表弁護士として、他の弁護士が担当している事件の進捗の報告を受け、必要な助言を行いつつ、弁護士の成長を支援します。
新しく入所した弁護士には入所後5年程度は幅広く全般的に中小企業の依頼事件や顧問業務に取り組んでいただきます。
そのうえで、5年目になったころからは各自の希望に応じて徐々に専門分野を絞って専門性を磨いていただくことを予定しています。
事務所では代表弁護士が毎月1回、全アソシエイトと個別に面談を行います。面談時には、事件処理で困っていることがないか、顧問先からの相談で困っていることはないかなど、アソシエイトの状況を聴きとったうえで必要なアドバイスをして、アソシエイトの継続的な成長をサポートしています。